Windows Updateだけで安心していませんか?
「Windows Updateは最新だから大丈夫」。 そう思っている人は多いですが、実はそれだけでは十分とは言えません。 本当に恐ろしいといわれるようなサイバー攻撃では、WindowsOS本体よりも、ユーザーが後からインストールしたアプリの脆弱性が狙われるケースが増えています。
ブラウザ、Python、PDF閲覧ソフトなどが古いまま放置されていると、 そこが“侵入口”になることがあります。
これはよく知られたものです。
ではこのアプリとは何なのでしょうか?
アプリとはモジョールといわれるものの一部でGUI(デスクトップ)に表示される物をさすことが多いです。
しかし、実際にはパソコンにインストールされているモジュールはUI(デスクトップに表示されないもの)が多く大半のものは適切に更新されていません。
Windowsはアプリ更新が分散しやすい
Windowsでは、アプリごとに更新方法が異なります。 Microsoft Store経由のものもあれば、独自アップデータを使うもの、 手動更新が必要なものもあります。
そのため、 「気づいたら数か月更新していなかった」 という状態が起こりやすく、 これがセキュリティ上の弱点になっています。
みんな更新だけで満足しちゃってるかも?
この問題は個人PCだけではありません。
大規模な企業や官公庁でも、
互換性確認や運用ルールの関係で、
特にアプリの更新作業に時間がかかることがあります。
こうしたモジュールやアプリの管理ができていないせいでアメリカでは16歳の少年がNASAの
システムに侵入し潜伏し続けた事件もあります。もし、PCのモジュールが最新で攻撃がはじかれたならこの少年は侵入を試みたのは犯罪ですが、ログに残るだけでさほど大ごとにならずにより良い人生を歩めたかもしれません
ハッカーはこのような脆弱性を狙ってくることが度々あります。セキュリティソフトを貫通することも度々あります。
このような事例からもわかるように、常にアプリの更新は最新のものにしておくべきです。Microsoftストアだけだとシステムモジュールは更新されません。
実際私のパソコンもそうでした。アプリストアにないアプリは更新されないので注意しましょう!
コンピュータの奥深くの更新管理をラクにする方法
Windows標準のパッケージ管理機能 winget や、
それをGUIで扱いやすくした「UniGetUI」のようなツールを使うことで、
更新管理を効率化できます。
Microsoftが提供するWindows 10/11/Server 2025標準のコマンドラインパッケージ管理ツールとして採用されていましたので安全性は高いと思います。
※無料です。 日本語対応
実際に使ってみた感想
こういったソフトは無料のセキュリティーソフト(危険!)だと誤解されやすいのですが、機能としては更新のソフトですのでサーバーを管理する私から言わせてもらいますと、Windowsが標準で実装してくれないのがおかしいレベルです。
本来更新されるべきツールやアルゴリズムが更新されず脆弱になっているパソコンがまだ世界にはたくさんあります。
Windowsの開発者がlinuxはOSとして理想的だと言うのも更新を一つするだけでコンピューターの細部まで更新が行き届くように設計されているからではないのでしょうか?
すなわちこのツールは、本来セキュリティーの観点から更新されるべきopensslやPythonなどのツールも更新してくれるので研究機関はもちろん大学や企業などでも手軽に導入できる神ツールです。
インストール手順
- 更新忘れを減らせる「UniGetUI」
- 画面下のスタートボタンを右クリック(または
Windowsキー + X)します。 - メニューから 「ターミナル」 または 「PowerShell」 をクリックして開きます。
🛠️ ステップ1:PowerShellを起動する

🛠️ ステップ2:コマンドをコピペして実行
開いた画面に、以下のコマンドをそのままコピー&ペーストして Enter キーを押します。

winget install --exact --id Devolutions.UniGetUI --source winget
(※UniGetUIは現在、Devolutions社が公式にメンテナンスを引き継遊んでいるため、上記のIDを指定します)
1番危ないのは人間?
更新だけで100%安全になるわけではありません。 フィッシング詐欺やパスワード流出など、 人間側を狙う攻撃も多く存在します。
ちなみに更新はプロも使います。
linux🐧という世界で一番使われているサーバーOSでもみんな毎日のように
sudo apt update && sudo apt upgrade とアプリ(パッケージ)をアップデートしています。
linuxでも実際はunattended-upgradesパッケージ(自動更新ツール)を使用するのが最も標準的で安全です。
ついでに便利なツールを紹介アップデート自動化ツールfor linux (ubuntu等)
sudo apt update
sudo apt install unattended-upgrades
sudo dpkg-reconfigure -plow unattended-upgrades
記事を書いてみた感想
専門的なコンピューターサイエンスの知識がなくても、それを顧客に向けて配布してくださる方々のおかげで、私たちユーザーは安全で快適なPCライフを実現できるのです。
OS会社には設計が危険で怖いという不安もあれば、面倒なコーデングをする手間を省いて快適にPCを使えるようにしてくださるというありがたい恩恵もあるものですね。
出典(参考):Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/Windows_Package_Manager